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たるみによい美容成分

たるみ対策用の化粧品に含まれているたるみによい美容成分の働きをご紹介します。
それぞれの成分の特徴を理解して、自分のたるみに効果的な化粧品を選ぶ目安にしてください。

【たるみによい美容成分一覧】

イソフラボン
アマドコロ
ピクノジェノール
白金ナノコロイド(プラチナナノコロイド)
プラセンタ
ヒアルロン酸
コラーゲン
CoQ10(コエンザイムQ10)
セラミド
ビタミンC
レチノール
アルジルリン


イソフラボン

皮膚が老化したるみができる原因の一つに、女性ホルモンの減少があります。
女性ホルモンの肌に対する役割は、真皮層の線維芽細胞に働きかけ、皮膚の水分や弾力を維持するヒアルロン酸やコラーゲンの合成を活性化することです。
ですので、女性ホルモンの減少によって、ヒアルロン酸やコラーゲンも減少し、お肌の老化が進み、しわが形成されてしまいます。

女性の更年期障害は、女性ホルモンが加齢によって減少することが原因で起こる症状ですが、肌の老化としわも女性ホルモン減少の影響の一つなのです。

さて、このようにお肌にとっても重要な女性ホルモンですが、その減少を補うために注目されたのが、イソフラボンです。
イソフラボンは、植物性の成分ですが、女性ホルモンに似た作用を持ち、お肌の弾力性の維持や乾燥に役立ちます。
その特徴に着目して、女性ホルモンの代用成分という役割で、多くの化粧品やサプリメントに含まれています。
大豆から得られる大豆イソフラボンが有名です。

アマドコロ

アマドコロは丘陵地帯に自生するユリ科の植物の名称です。
根茎を食べると上品な甘味を感じるところから アマドコロと呼ばれるようになったそうです。

アマドコロは新陳代謝を促進、そして滋養強壮や美肌に対する効果のため、古くから薬用として使われてきました。

アマドコロについて、中国の「神農本草経」という古典医学書に、
“久しく食べると顔のシミ、 黒ズミを取り、潤いと艶を出させ、 身も軽くなって生き生きとして老いを知らず” と記されているそうです。

顔のしみを取り、潤いと艶が出るだなんて、まさに天然のアンチエイジング成分なんですね!

アマドコロの美肌作用としては、保湿としみやそばかすの改善が主で、保湿や、美白などに効果のある成分が多く含まれています。

各成分とその作用には次のようなものがあります。

1、キノン類

メラニン生成酵素であるチロシナーゼの活性の阻害。しみ、そばかす、くすみを予防する。
優れた抗菌作用を持つ。

2、ステロイドサポニン

保湿、抗炎症、抗アレルギー、抗酸化、細胞分裂促進、創傷治癒

といった作用があり、
皮膚の汚れを落とし、ニキビなどの皮膚化膿症を改善させたり、肌をしっとりさせたりする。

また、乳化作用もあるので、余分な油を水溶性にし、油肌をしっとり肌に変える。
更に、水分や栄養を皮膚の奥まで浸透させ、基底細胞の分裂機能を高め、なめらかで張りのある肌を作る。

その他、女性ホルモンの合成を促進。
肌の弾力を維持するコラーゲンやヒアルロン酸の生成を促進し、みずみずしく若々しい肌を作る。

3、水溶性繊維 ( オドラクタン、フラクタンなど )

高い保湿作用があり、肌をしっとりさせる。

4、フラボノイド

抗酸化作用があるので、メラニンの生成を抑えることでシミの発生を予防し、メラニンを還元してシミをめだたなくする。

5、タンニン酸

抗酸化作用があるので、メラニンの生成を抑えることでシミの発生を予防し、メラニンを還元してシミをめだたなくする。

6、微量のアルカロイド ( コンバラリン )

新陳代謝を促進し、基底細胞の分裂機能を高め、みずみずしく若々しい滑らかで弾力のある肌を作る。

アマドコロを使った本来の肌の力がよみがえる美容液

ピクノジェノール

「ピクノジェノール」は、フランスの南西部の海岸に生育する“フランス海岸松”の樹皮より抽出された成分です。
プロアントシアニジンと40種類以上のフラボノイドが含まれています。
30年以上にわたり、安全性や副作用について科学的に検証し、臨床実験に裏づけされた天然成分で、別名「フラバンジェノール」とも言われています。

自然界に存在する最も強力な抗酸化成分として、ビタミンEの170倍、ビタミンCの340倍の強力な抗酸化力を持ちます。
皮膚を紫外線・老化等による酸化ダメージから保護し、乾いた肌にみずみずしいうるおいを与え、なめらかでツヤのある肌に導いてくれます。

そして、ピクノジェノールはコラーゲン・エラスチンの再生を助け、しわやたるみを改善し、ハリのあるお肌を呼び戻します。

白金ナノコロイド(プラチナナノコロイド)

白金ナノコロイド(プラチナナノコロイド)は、白金(=プラチナ)を2ナノメートル(10億分の2メートル)という大きさの粒子に微小化した素材。東京大学大学院の宮本有正教授らが研究・開発し、その製法特許は、(株)シーテックに技術移転されました。

新しい画期的な抗酸化物質として、2006年非常に注目されている成分です。


【白金ナノコロイド(プラチナナノコロイド)の特徴】

「CoQ10など、従来、抗酸化作用があるとされる素材は、体内にある7種類の活性酸素のうち特定の活性酸素しか除去できない。また、一度活性酸素を除去する役割を果たすと、作用は失われてしまう。それに対して白金ナノコロイドは、すべての活性酸素を除去する効果があり、体内にある限り、半永久的に働く。味もないので商品化しやすい」(シーテックの岡山峰伸社長)。


白金ナノコロイド(プラチナナノコロイド)は、飲料や化粧品などの成分として、徐々に商品が開発されています。
しわやたるみの改善にも非常に期待できます。

プラセンタ

プラセンタは、胎盤の成分です。
胎盤は胎児の発育にとって必要不可欠な組織であり、ビタミン類やアミノ酸、ミネラルなど、たくさんの栄養成分を含んでいます。

肌に塗ることによる効果は、
・アミノ酸による保湿作用。角質層の水分を保持し、ハリや潤いを保ちます。
・皮膚細胞を増殖、促進させる成分も豊富に含んでおり、代謝の促進作用が期待できます。
・メラニン色素の生成が抑制されます。

プラセンタの保湿作用や、代謝促進により、肌表面の乾燥が主原因の小じわは目立たなくなったり、なくなったりすることもありえます。

また、真皮まで届いた深いしわやたるみについてもプラセンタは効果を発揮します。
深いしわは、紫外線による活性酸素が主な原因となりますが、プラセンタは、その活性酸素を除去する抗酸化作用を持っています。
さらに、プラセンタには、線維芽細胞増殖因子が含まれています。線維芽細胞は、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を増加させ肌の修復・再生を促進します。線維芽細胞増殖因子の働きで、この肌の修復・再生が活性化し、深いしわやたるみを改善し、肌のハリや弾力を取り戻すことができます。

安全な信頼できるプラセンタを選びましょう。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は皮膚の真皮層で、コラーゲンやエラスチンの間を埋めるムコ多糖類です。(たるみと皮膚の構造参照)
非常に保水力の高い成分で、肌のハリや弾力を保つのに役立っていますが、加齢とともに減少していくことで、たるみにつながります。

ヒアルロン酸は、1gに対して約6000倍という驚異的な保水力を持っており、ヒアルロン酸を配合した化粧品は、高い保湿性があり、肌の乾燥を防ぎ、しっとりと潤してくれます。

また、粘性と弾性をもった水溶液で、肌表面にバリアをつくります。そのため、お肌の水分を逃さず、紫外線や外部からの刺激からもお肌を守り、肌の老化、そしてたるみができるのを防いでくれます。


コラーゲン

コラーゲンは、皮膚の真皮層の70%を占め、肌の張りや弾力を構成するための重要な役割であることは、たるみと皮膚の構造でも説明しました。

コラーゲンは繊維状のたんぱく質の一種で、皮膚の中で網の目のようにからみあって、皮膚を支える役目をする一方、その隙間に大量の水分を保持することでみずみずしさを保っています。

コラーゲンを配合した化粧品は、このコラーゲンの保湿力がポイントです。
コラーゲンは、分子量が大きいので、肌に塗っても真皮層までは浸透していくことはできません。
なので、皮膚の構成要素としてのコラーゲンを補給することはできませんが、肌に塗ることで水分をお肌に閉じ込め、乾燥を防ぐ役目になります。
それにより、しわやたるみを予防や乾燥によるしわの改善などにつながります。

コラーゲンは、年齢とともに変性し硬くなっていきます。
また、新陳代謝も衰えるため、体が合成するコラーゲンの量もだんだんと減ってきてしまいます。
体内のコラーゲン量を増やすためには、コラーゲンのもとであるたんぱく質をたくさん摂取することが大切でしょう。

コラーゲンのサプリメントやふかひれなどの食品としてのコラーゲンは、体内でアミノ酸に分解されてしまうので、摂取したものがそのまま体内でコラーゲンに合成されるということはありませんが、コラーゲンを合成するための成分を効率よく摂取するという点で、たるみ改善のために積極的にとることは良いことだと思います。

CoQ10(コエンザイムQ10)

CoQ10(コエンザイムQ10、コーキュー10)は、すべての細胞に存在している補酵素です。
細胞内のミトコンドリアで、エネルギーを生成するATP(アデノシン3リン酸)と呼ばれる物質を生成に不可欠な役割を果たしています。
20歳ごろから年齢とともに減少し、40歳ごろには不足気味になると言われています。

コエンザイムQ10は、サプリメントの成分として話題となりましたが、2004年10月に化粧品への配合が正式に認められ、肌からの補給も可能になりました。

コエンザイムQ10は、化粧品に含まれる美容成分としてはユビキノンという学名で呼ばれます。

抗酸化力が強いことが特徴で、しわ、たるみのもととなる紫外線やストレスによって生じる活性酸素を除去してくれる働きがあります。

セラミド

セラミドとは、皮膚の角質層の細胞と細胞の間をうめる細胞間脂質のうち、大部分を占める成分です。
皮膚は外部からの刺激や温度、乾燥などから体を守る役目をしますが、その外界からのバリアの役目の立役者がセラミドです。

セラミドはラメラ構造という層状の形状で、表皮を取り巻くように存在しています。
NMFとともに角質層の潤いを保ち、皮膚内部に外からの刺激やほこりなどが入らないようにバリアしています。

乾燥肌や敏感肌、アトピーの人はセラミドが少ないということがわかっています。
また、季節や加齢によって、セラミドの量は減少します。

そこで、化粧品など、外からセラミドを補ってあげることで、肌の皮膚水分保持能力が改善され、肌のバリア機能が向上し、お肌のキメが整ってきます。
さらに、最近の研究では、セラミドが皮膚細胞の生成にも積極的に働きかけていることがわかっています。

セラミドは、

 ・化粧品など外から塗る方法
 ・小麦 、米の胚芽、 大豆 、ほうれんそうなどの食品やサプリメントで内側から摂取する方法

があります。

特に、乾燥によるしわ・たるみが気になる方、また、アトピーなどのアレルギー性症状でお肌のバリア機能が落ちている方は、外からセラミドを塗ってお肌のバリア機能を高めるとよいようです。

ビタミンC

ビタミンCは、抗酸化作用、コラーゲン増加、美白効果など、さまざまな有効な作用があり、たるみにとっても非常に魅力的な成分です。
このように、美容成分として非常に効果が期待できるビタミンCなのですが、酸化しやすく、そのままの状態では化粧品などに配合することは難しい物質です。
そこで、実際に肌に塗るのは、ビタミンCを安定化したビタミンC誘導体という物質で、これを肌塗ることで、ビタミンCの有効成分が浸透します。

さらに効果的に肌に浸透させるイオン導入も多く行われています。

■ビタミンCの具体的な働き
・コラーゲン分解酵素の働きを抑制し、コラーゲンの分解を抑える
・細胞に働きかけ、コラーゲンの合成を促進する
・表皮細胞を活性化し、肌の再生を促進する
・細胞の内部に取り込まれ、活性酸素を内側から除去する
・細胞の寿命を決めるテロメアDNAの短縮を抑制し、細胞寿命を長くする
・メラニンの合成を抑制する
・皮脂の分泌を抑制する
・抗酸化作用
・色素沈着を抑制する


ビタミンCは、このような性質から、美白、にきび治療、若返りを狙ったスキンケア成分として、よく使われています。
当然、たるみにもおすすめです。

■ビタミンC誘導体の例
パルミチン酸リン酸アスコルビルナトリウム、リン酸アスコビル3ナトリウム、リン酸アスコビルマグネシウム、テトライソパルミチン酸アスコルビル、アスコルビン酸グルコシド、アスコルビルグルコシド、ステアリン酸アスコルビル

レチノール

レチノールはビタミンAの一種の名称です。
ビタミンAは、肌に塗ると、肌の内部に浸透し真皮の細胞に直接働きかけます。その結果、肌の新陳代謝が活発になり、肌の弾力を保つコラーゲンやエラスチンの生成が促進されます。
また、皮脂の分泌を抑え、角質層のヒアルロン酸を増やす効果もあります。
これらの働きにより、しわ、たるみに有効な成分として、化粧品に含まれています。

しわ、たるみだけでなく、にきびやにきび跡の治療にも使われています。

また、より強力なビタミンAとして、レチノイン酸という物質があり、皮膚科の治療では、必要に応じて、このレチノイン酸が処方されることがあります。レチノイン酸は医薬品成分ですので、化粧品には配合できません。

レチノールを配合した化粧品と、フルーツ酸(AHA) を配合した化粧品は同時にしようしてはいけません。

アルジルリン

アルジルリン(アルジレリン)とは、AHP3(アセチル・ヘキサ・ペプチド3)という6個のアミノ酸が結合した物質です。

ボトックス注入と同じような働きをするとして、欧米では皮膚科医にも認知されております。
アルジルリン配合の化粧品は、塗るボトックスと呼ばれ、人気があります。
アルジルリン)はボトックス注入と違い毒性がなく、副作用がありません。

目元、口元、額、眉間などに多い表情じわに特に有効とされていますが、大きなしわと細かなしわ、両方のしわの形成を抑えます。

大きなしわを形成させる原因として考えられている、体内の(1)SNARE複合体や、細かなしわを生み出すきっかけとなる、伝達物質の(2)カテコールアミンの放出を抑制・阻害します。

(1)SNARE複合体の抑制効果
膜タンパク質の核をなすSNARE複合体は神経伝達物質の放出に深くかかわります。アルジルリンでこのSNARE複合体を抑制させれば、神経伝達物質の過剰放出が抑えられ、それに起因する皮膚のシワと老化を防ぐことが可能になります。

(2)カテコールアミンの抑制効果
神経伝達物質であるノルアドレナリン・アドレナリンのストレス物質によってコントロールされるカテコールアミンの放出は、アルジルリン)によって抑制・阻害されることが証明されました。


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